生活習慣病とは
生活習慣に根ざす病気で具体的には糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風、さらには脳卒中、虚血性心疾患などをいいます。どれも突然始まるように見えますが、実は若い時分から着実に進行し、ある日限界を超えて発症します。できるだけ上流の地点で食い止める努力が必要となります。
最近ではメタボリックシンドロームが注目されていますが、糖尿病としても高脂血症としても、高血圧としてもそれぞれ単独では治療の対象となってこなかったものですがまとめると治療の対象とすべきものと考えられています。
これらに対して当院ではまずは食事指導や運動療法といった手段を用いて治療を行おうとかんがえています。とは言え、忙しい現代のサラリーマンが多いため食事指導や運動療法に依存できる部分が少ないのも事実です。
栄養指導
当院では月に２回栄養士によるカウンセリングを実施しています。糖尿病、メタボリック症候群、高血圧などではすぐに投薬するのではなく、まずは食事と運動による減量を心がけ、出来ない場合に薬を出すようにしています。指導を行うのは専門の女性管理栄養士で診察、検査結果の基づいて適切な生活をアドバイスしています。
運動療法
中村内科循環器科の時代から港区の健康増進施設ヘルシーナにて医師会の先生方と一緒に運動処方箋を作成してきました。具体的にはエアロバイクによる負荷試験を行い、その結果に基づいて専属のトレーナーが運動の強度や時間などの目安を設定します。港区民や港区在勤の方々の健康増進を目指しています。
→ 港区・健康増進センター ヘルシーナ ホームページへ（外部リンク）
